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2008.6.29
『偵察』
「私が競争相手のゴミ箱を漁って、肉、パンの消費量を調べたことは一度や二度ではない。」
というのは、マクドナルドをここまで大きくしたレイ・ロックの自伝に書かれていたことです。
その真意は、競争相手とはスパイなどを送らず、堂々と戦う。強みを鍛え、品質、サービス、清潔さ、そして付加価値を高めるということでした。
昨日、近くの他店にスタッフ4人で食べに行きました。
私はさすがにゴミ箱を漁ることは出来ませんが、ちかくの飲食店のことは意識しています。どこかのお店のうわさを聞いたら、食べに行くようにしています。それが、自分たちの店が自己満足に陥らず、切磋琢磨して上を目指すことになると信じています。



2008.6.28
『つちや物置』
今日は忙しかったです。疲れました。
なんと土曜日で100人を大きく超える来客でした。土曜日での100人超えは初めてで、とても疲れました。スタッフも力をつけてきた感があります。もちろんまだまだ私も含め足りないことばかりですが、今日は「生うどんつちや、100人乗っても大丈夫!!」という感じでした。
そして、今日は近くのうどん・そば屋が朝刊の折込チラシを入れていたので、スタッフ4人で食べに行きました。詳しくはまた明日。今日は疲れました。



2008.6.26
『看板設置効果?』
最近、お客さんが多いです。看板効果でしょうか?



2008.6.24
『看板設置』
電信柱に貼り付ける看板を、新たに二本の電信柱に設置しました。旧国道220号線にあります。探してみてください。(探さないと分からない看板に存在価値があるんでしょうか?)
これでとりあえず看板設置はひとまず終わります。手作りのものも合わせると9箇所に看板が設置されたことになります。
宣伝の手段は色々ありますが、私の基本的な考え方は「口コミ」と「ホームページ」です。このホームページでの宣伝効果がどのくらいあるのか分かりませんが、これについては長い目で考えています。何年も続けてみて、そこに何かしらの手ごたえのようなものが生まれるのを期待しています。
そして、「口コミ」については、職場や家庭にて「最近、おいしいうどん屋さんできたらしいよ。」「なんて名前だったかな?伊勢うどんつちだだったかな?」などと話を聞いていた人が、道路の看板を見て「せいうどんつちやだ!!(うちはなまうどんつちやです。)ここだったのか、入ってみよう。」という具合に、看板が「口コミ」からのお客さんを増やしてくれるように期待しています。



2008.6.22
『山崎鰹節商店』
当店のダシは4種類あるんですが、その全てに鰹節、あるいは鯖節が使われています。(詳しくは【だし】にて)その鰹節、鯖節は枕崎にある山崎鰹節商店から取り寄せています。
そこの山崎健太さんが一度お店を見たいということで自ら配達してくれました。
多くの商品は関東を中心に、大手の鰹節削り業者に納品するそうですが、当店のような個人で使用しているところは少なく、声が直接聞けてうれしいです。とおっしゃっていました。

私は店を始める前に鰹節を求めて枕崎に車で行きました。当てもないので枕崎鰹節組合に飛び込み、名簿をもらい、一軒ずつ回っていきました。その一つが山崎さんでした。家族5人と従業員でされていて、色々と話を聞けました。社長であるお父さんが、「年も近いので長男の健太さんと連絡を取り合って話を進めて。」ということで取引が始まりました。

枕崎の業界全体としても、このところの原油高や労働力不足が問題で大変らしいです。



2008.6.20
『お子様セット』
お子様セットの写真を用意しました。
このメニューは器を買ってから内容を決めました。その後、知り合いの料理人に相談したり、プレオープンのアンケートを参考にしたりして、今の形になっています。
これを食べたいと子供が親を連れてきてくれます。
手作りコロッケが揚がるのに、少し時間がかかります。ご了承ください。



2008.6.18
『恐るべき讃岐うどんファン』
『恐るべきさぬきうどん』というのをご存知でしょうか?香川県のタウン情報誌が始めた讃岐うどんの紹介企画です。映画『UDON』を見た方もいらっしゃるでしょうが、あそこで描かれていたことを実際に行って、数年前の讃岐うどんブームの火付け役とも言われています。
私が讃岐で修行を始めた頃が、『恐るべき讃岐うどん』が全国的に広がり始めたころでした。
以前も少し書きましたが、私も修行中はこの『恐るべき讃岐うどん』の全店データが載った本をボロボロにしながら原付で県下のうどん屋を食べ歩いていました。(香川県は小さい県でなんとか原付でも回れました。)
当時の勢いは本当にすごくて、「釜玉」で有名なある店は私が最初行った時はピーク時に少し行列ができる程度でしたが、私が香川県を離れる頃には行列が200mくらいありました。なんと言っても駐車場を案内されたのが第7駐車場だったのが印象的です。
他にも、野球帽をかぶったおっちゃんがやっている有名店があります。そこは私が初めて食べ歩いた店なのですが、九州から修行に来たと話すと色々と話してくれたのを思い出します。そこも最後の方になると話なんかできないくらいの忙しさで、それでもお会計の暗算は続いていました。(笑)(詳しくは映画『UDON』見てください。)
NHKでも特集があったおばぁちゃんのお店とか、薪で釜を沸かすお店や、醤油しかおいてないお店など、とにかく個性的というかユニークというか、本当に色々なお店があります。一軒一軒ではここまでブームにならなかったでしょうが、それらの店を回ることが楽しいイベントとして確立したのではないでしょうか?確かに楽しいです。
そんな讃岐うどんファンが鹿屋にもいたようで、昨日、今日と二日連続で来店いただき、一回で二食ずつ食べていただきました。その後、讃岐うどん店についてマニアックな、非常にマニアックな話で盛り上がりました。
楽しかったです。しかし、今でも香川での讃岐うどんブームは続いているのでしょうか?
当時、これを携えて食べ歩き。



2008.6.16
『東京から』
先週、東京から友人が店に来てくれました。
彼が撮った写真を送ってもらったのでアップしました。
彼は店が建つ前の空き地だったとき以来の再会だったので、店が建っていることに「感慨深いというより、感動する」と言っていました。たしかに、オープン前を思い出すと、ここまで来たんだなぁとしみじみ思います。



2008.6.15
『助っ人』
いやぁ〜店って本当に人が集まらないですね。と水野晴郎氏のように思わずつぶやいてしまうくらいスタッフを確保するって大変です。
日曜はとても忙しいのですが前日になってパートさんが急遽来れなくなりました。前日なのでさすがに集まらないだろうと思いましたが、いました!暇な人・・・・いやいや、無理をお願いして集まってくれました。
ありがとう!!
今日、ご来店のお客さんが「なんか店の品格落ちたなぁ〜」と笑っていました。
あ、彼らです。寄贈の漢字を間違ったのは。



2008.6.12
『お知らせ』
社員を募集します。詳しくは【お知らせ】にて
経験等は不問です。
私達と店を盛り上げていける情熱。
それだけが条件です。



2008.6.10
『休日』
今日は6月唯一の店休日でした。そして前日から、香川のお客さん二人と楽しい時間を過ごせました。(鹿児島市内の鶏専門「一保」おすすめです。)
某うどん店にて



2008.6.9
『こんぴらうどん』

2001年4月6日
「今日、琴平生活がはじまった。今までを思い出してみろ!一年間は短いぞ。集中。自分はバイトや仕事に来たわけではない。修行に来たのだ。そのことを忘れるな!」

修行中に色々なことを書いたノートが7冊あります。その第一冊目は「こんぴらノート」と書かれており、先の文章はその冒頭に書いたものです。
今日はうどんの師匠である「こんぴらうどん」の専務に香川県から店の様子をみに来ていただきました。
私は大学を卒業するとすぐ、琴平にある老舗「こんぴらうどん」に住み込みで修行に行きました。そこではうどんに関する全てのことを教わりました。接客にはじまり、天ぷら、だし、生地作り、麺茹で、延ばし、全てです。毎日朝、昼うどんを食べ、休みの日には原付で香川県中のうどん屋を回りました。結果的に一年半お世話になったのですが、その期間中1000杯以上のうどんを食べました。
「こんぴらうどん」は「しょうゆうどん」が有名で、私も毎日のように食べていました。もし金比羅さんにお参りに行くようなことがあれば是非お寄りください。(実はうちの「温醤油うどん」は感謝と敬意をこめて「こんぴらうどん」と同じ内容です。)
住み込みでの修行で店の人達には家族のように良くしていただきました。修行を始める前は蕎麦の修行にも行き、鹿屋で「うどん、蕎麦」の店をしようと思っていたのですが、結果的にうどん一本になったのは「こんぴらうどん」にてうどんの魅力を知ることができたからです。
その後、東京青山で和食の修行をすることになるのですが、それは地獄のような日々でした。(詳しくはまたいつか書きます。)そんな中、私のなかで「こんぴらうどん」が原点として心の中にずっとあったから、色々なことを乗り越えられて今に至っていると思います。
「生うどんつちや」をみて「修行中話していた、つちやらしい店だね。」と言ってくれました。うれしいですね。
専務(左二番目)とかばん持ち(真ん中)



2008.6.8
『不安感』
今日は日曜日ということもあり、多くのお客さんにご来店していただきました。五月の連休の勢いがそのまま続いている、というか、むしろ勢いが加速しているような状況です。とてもありがたいことです。喜ぶべきことではあるのですが、それと同時に不安にも感じています。「うどんはちゃんとおいしく出せているのか?」「時間がかかりお客さんに不快感を与えていないか?」実際、厨房もサービスも回っていない時間帯があります。今日も昼時の忙しい時間帯に家族連れが席が空かないので店内で待っていただきました。20分くらいは大きなテーブルは空かなかったでしょうか?やっと席に着かれて、オーダーはお子様セットを三枚含むものでした。お子様セットには手作りのコロッケが付きます。これが出来上がるまでかなり時間がかかります。私の力不足ですが、席についてからもかなり時間がかかったと思います。このようなことがあり、決して浮かれている場合じゃないと自分に言い聞かせています。
意識や想いだけでなく、具体的な対策を講じなければいけません。
それはつまり味(品質)を落とさずに手間だけを省くことです。いくつか厨房での動きの変更と人員の補充が必要になると思います。「スタッフの確保に一番苦労する。」とは店をしている人はみんな言いますが、本当にそうだな、と実感しています。


2008.6.5
『二ヶ月』
今日の営業をもって、オープンして丸二ヶ月が経ちました。オープンから数えると3500食以上ものうどんが出ていました。本当に多くのお客さんに来ていただいたことに感謝しています。
この二ヶ月はあっという間だったか?というと、そうでもなく当たり前ですが二ヶ月は二ヶ月でした。
意外と冷静です。まぁ、まだ二ヶ月ですからね。

2008.6.3
『第一位発表』
(実況)皆さん本当にお待たせいたしました。全国から「発表はまだか、まだか」の声を多数いただきましての裏メニュー第一位の発表です!!

第一位
「納豆ぶっかけと白ごはん」
(実況)んん?納豆ぶっかけに白ごはんですか?この組み合わせで第一位ですか?どこにも変わったところが見当たりませんが、社長なにか理由があるのですか?
(社長)まぁ慌てなさんな。実況を続けて下さい。
(実況)それでは、実況を続けます。お客さんの前にうどんとご飯が届いたようです。しかし、このお客さん口が大きいですね。
(社長)気にしているみたいですから、そこは触れずに。
(実況)美味しそうにうどんを食べています。ん?しかし、ご飯には一切手をつけていませんねぇ。どうしたことでしょうか?それでは、彼が食べている間にこの「納豆ぶっかけ」の特色とこだわりを社長のほうから簡単に説明してもらいましょうか?
(社長)はい。この「納豆ぶっかけ」はひきわり納豆とたたきオクラという二つのネ
(実況)食べ終えたようです。さすがに大きい口ですね。
(社長)・・・・・。
(実況)おや?やはり、ご飯には手をつけていません。そして、なにやら踊る大捜査線のテーマソングを口ずさんでいます。(ネバネバネバネバネバネバネバネバ〜〜♪)周りを気にしながら、汁と少しの具が残っている丼の残りをご飯にかけました!!一口食べて、「きたぁぁーーーー!!!!」(目薬のCM風に)
(社長)なんということでしょう。小さい子供や鹿屋のセレブがよく来店するこの店でこのようなことが繰り広げられていたとは、これはまさに世紀末。モラルハザードとしか言いようがありません。。
(実況)いやぁ〜びっくりしました。第一位にふさわしい結果となりました。それでは私達も一度食べてみましょうか。

(実況)(社長)「きたぁぁーーーーー!!!!」

2008.6.1
『裏メニュー第一位発表』
(実況)皆さんお待たせしました。いよいよ、裏メニュー第一位の発表です。・・・・・えぇ、ここで、ちょっとした発表があります。
本日、オープン日の売上を越えるというすばらしい結果が出たらしいです。こんなに早くこの日を迎えるとは思ってもいなかったのではないでしょうか?オープンして二ヶ月も経たずして、社長としても誇らしいのではないですか? 
(社長)はい。こんなに早くこの日を迎えるとは思ってもいませんでした。本当に今まで来店してくれたお客さんに感謝の気持ちでいっぱいです。そして、今まで応援してくれた、友人、家族、そしてもう会うことはないかもしれない今までお世話になった人たちみんなに感謝しています。
人は言います。「順調すきない?」と、確かにそうなのかもしれません。しかし、まだ始まったばかりです。ある人が私に言いました。「あなたは、ウサギと亀に例えると、亀なんだよ。少しずつしか、進めないんだよ。」と本当にそう思っています。決して今、パッと頭を出したわけではないです。今までもずっと歩を止めずに進んできた、一つの結果だと思っています。今まで経た時間のある一日であり、これから長く続く日々の中のある一日でしかないと思っています。
(実況)何をこの人は何を勘違いしているのでしょうか?まぁ、ほっといて。それでは、いよいよ、第一位の発表です。・・・・・社長?いいですか?えっ?うれしくて、いつもの倍ビールを飲んで眠い?
やっぱり、かっこつけてもうれしかったようです。発表はまた次回。



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生うどんつちや
鹿児島県鹿屋市笠之原町7372-7
0994-41-6304


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