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2008.4.30
『四月も終わり』
四月終わりました。今年の四月はなんと言ってもオープンした月です。
オープンはご存知の通り四月六日で、今思うと小学校入学式の日です。
七年前の入学式。私が修行を始めたのは七年前の入学式の日でした。四国香川県のうどん屋に、修行のため住み込みで働きだしたのは七年前の入学式の日でした。修行先の若奥さんが着物を着て、今では中学生の息子がぎこちなく制服を着て、式に向かって行ったのを覚えています。
決してねらったわけではないですが、偶然にも同じ入学式の日になりました。
つまり修行を始めて丸七年後に自分の店をオープンしたわけです。
自分の店を持つということに関しては、うどん屋にしては長い修行期間だったと思います。七年間もうどん屋のために修行期間が必要か?と訊ねられれば、そこまでは必要ないと答えるかもしれません。
それにはそれなりに理由があったわけです(その理由を書けるときがきたら書きたいと思います。)が、その期間が無駄だったか?と訊かれるとそれはとてもいい経験になったと思います。
そのときその場所で全力で仕事をしてきました。仕事の評価は他人がするものでしょうが、それでも自分ではやれることを全力でやってきた七年間でした。

2008.4.28
『実は三度目』
今日はお休みでした。
オープンしてから初の休みらしい休みです。
とは言ってもご存知の通り、体調を崩して二日間休んでしまったので実は三度目の休日です。
オープンして三週間、不定休ということでやっていますが、既に三回休んでます。不定休じゃないですね。すみません。(苦笑)
今日は温泉に行ってリフレッシュしてきました。
この後のGWは全て営業する予定です。やりますよぉ!!


2008.4.27
『生うどん裏情報』
一度週末を休んでいるので、二回目の週末となりました。
ありがたいことで、土日の二日間は多くのお客さんに来ていただきました。今日にいたってはオープン以来二番目の売上を達成できました。
しかし、今だから言えることですが先週の平日は暇でした。(まぁそれまでが良すぎたのかもしれませんが・・・)
危機的状況ではないですが、一週間前の20日のHP上でお客さんの流れが良いです。と書いたばっかりでしたがその次の日から急に暇になりました。しかも21日には銀行で順調ですと話したばっかりでした。(苦笑)
あまりに暇なんで、HPに書くこともないので空や花を写真に撮って載せました。それが先週の社長の日誌の内容です。
今後も風景や花などが多くなると、もしかしたら、そのときは店が暇なのかもしれません。
いや、風景や花などはまだ良い方なのかも、これが読んだ本の感想なんかになったら結構深刻かもしれませんね。ましてや社会問題や政治問題を書き出したらかなりきていると思っていてください。(笑)


2008.4.25
『躑躅(つつじ)』
店の庭には松と躑躅が建物を囲むように植えてあるのですが、躑躅の花がとてもきれいに咲きました。
そうです。奇妙の奇です。まぁ、ここら辺が工業ということで・・・みんなありがとう!!こういうの大好き



2008.4.23
『鯉のぼり急募』
私の親が鯉のぼりが物置に眠っているというので、建設会社に頼んで店の庭を横断するようにロープを張って、鯉のぼりを吊るすことにしました。何かとイベント好きな「生うどんつちや」なので・・・
工事はすぐに終わり、そのまま鯉のぼりを結んでもらいました。
空にはためく鯉のぼりを大工さんと見上げて、二人して思わず言葉がもれました。
「ちっちゃ」
とてもかわいい鯉のぼりでした。
自宅に眠っている鯉のぼりがありましたら、お譲りください。

2008.4.21
『遠方からのお客さん』
昨日に続いて今日はとても良い天気でした。お昼に自転車で二人の男女が来店されました。
話をするとなんと大阪からのお客さんでした。ついに「生うどんつちや」も全国にその名が知れ渡ったようです。

まぁそんなことはあるはずもなく。看板を見て来店いただきました。サンフラワーで来鹿して、鹿児島を自転車で回るらしいです。
旅の思い出になってくれたら、うれしいですね。


2008.4.20
『初週末』
オープンして二週間になります。本来なら二度目の週末になるはずでしたが、先週の日曜は体調を壊して休んでいたので初めての週末となりました。(しかし、オープンして一週間もたなかった店も日本中探してもそう無いでしょうね)
初の週末はどうだったのかと言うと、オープン日に次ぐ来客数でした。オープン前の考えでは4月は赤字覚悟で、店の流れや仕込みと仕入れの流れをつかむことで十分だと考えていました。4月、5月は我慢のときだと。
そう考えて宣伝等は基本的に一切していません。しかし、オープンしてみると予想以上に人の流れがあることにびっくりしています。今では9割以上が名前も分からないお客さんです。その一番の要因は携帯やメールなどで口コミの広がるスピードが考えていた以上に速かったということだと思います。
もちろん悪い口コミも同じように広がるわけです。このような状況にあれば結果が出る(廃業する)店は多くあるだろうと想像します。あるデータによると開業して十年後も存在する中小企業は5%と言われているそうです。
私としてはあまり日々の売上に一喜一憂せずに、十年、二十年と続く店になれるように精進していきたいと思います。

2008.4.18
『オープン日の様子』
友人がオープン日の様子を写真に撮っていたのでそれをいただきました。



2008.4.16
『画像修正』
お客さんからHPの画像をきれいに修正していただいたものをメールで送っていただきました。
表紙の絵と店名のロゴです。スキャン時のにじみが消えてきれいになりました。
ウエヤマさんありがとうございます。

このこともそうですが、ネットやメール、そして携帯のおかげで私が想像していた以上のことがおこっています。
次回はこのことを書きたいと思います。

2008.4.15
『鉄人』
久しぶりのHP更新になりました。
事件があったのは12日土曜日のことでした。
オープンして初めての週末ということで、多くの来客数を期待して営業の準備をしていました。
11時オープンなのですが、30分過ぎても一時間過ぎても一人のお客さんもみえません。
「みんなでかくれんぼでもするか!」などとじゃんけんをしようとしていたとき、その日初めてのお客さんがいらっしゃいました。12時15分くらいだったでしょうか、それからの二時間近く来客が止まりませんでした。オープン日に近い勢いでどんどんうどんが出ていきます。それと同時に私の体はどんどん動かなくなってきました。
頭がぼぉーっとする。体中がギシギシ痛い。
3時くらいになってすこし落ち着いたので、休憩をとりました。横になっても、背中と腰の痛みが増すだけで頭も痛みを増してきました。
夜の営業は無理と判断して急遽閉めることにしました。しばらく寝てみたのですが夜になってもまったく快方にむかいません。明日の仕込みは無理なので、次の日は一日休業することにしました。
一日ゆっくりしても変わりはなく、なんとその次の日も休むことになりました。
信じられないような厳しい修行中も寝込んで休むなんて一日もなかったのに、朝から深夜まで休憩なく(本当に1分の休憩もなく)働いていた体なのに、ある意味、料理の鉄人と言われていたのにどうしたのでしょうか?

最後に、歩いて来ていただいた家族が店が閉まっている理由を聞いて私の妹に言った言葉を・・・
「だれたげな」


2008.4.11
『六日目』
当たり前のことですが、うどんは「麺」と「だし」が重要です。讃岐での修行中はとにかく麺が全てと思っていました。讃岐うどんのうまさはその麺のうまさにあるといってよいでしょう。
その後、東京での和食修行で「だし」というものも同じように重要だと気付きました。今では「麺」と「だし」は50:50の割合で味を左右すると考えています。
そんななか、今日はその両方を思うようにつくることができました。
私は店の方から「おいしかったですか?」とは訊かないようにしています。訊かれてほとんどの人が「おいしかった」と答えると思うからです。私だってまぁまぁの味だったら、「おいしかったです。」といって店を出る一人です。それになんといっても、出来不出来はあります。それでもその日の最高のものを出している自覚でやっています。出来がそれほどよくないのは自分が一番分かっています。
今日はお客さんから「おいしかったです。」とわざわざ言ってくれた人が七組いました。うれしかったです。
過去最低の売上だって気にしません^^

2008.4.10
『五日目』
全国の生うどんつちやのファンクラブ会員のみなさん、こんにちは。
私が考えているより、本当に多くの人がこのHPを見てくれているみたいでうれしく思っています。
南は沖縄から北は多分東京まで色々な方が見てくれているみたいです。先日も何年も連絡がなかった友人二人から連絡をもらいました。
今日はうれしいことが二つありました。県外にいる友人の家族が三組も来てくれました。口コミっていうのはこういうことだと実感しました。
最後に来た家族は友人である息子に送るというので私の写真を携帯で撮り、他にお客さんもいなかったので三人で記念撮影までしました。笑ってしまいました。

もう一つは、店の前を散歩コースになさっているご夫婦が来店され、うどんを一つずつ頼まれました。食べ終わってから、旦那さんが『ざるうどんを追加お願いします。』とのことでした。
おいしくて、追加を頼まれる。この瞬間は何とも言えない喜びです。厨房にてしゃがんでガッツポーズ。
帰り際に『私は学生時代が四国だったので、本場のうどんがなつかしくてつい食べてしまいました。』とのことでした。うれしいですね。

2008.4.9
『四日目』
今日はオープンして四日目になるので、仕事の流れもつかめてきました。準備も含めて休みなして走り続けた感じがありましたが、今日は暇な時間は他のスタッフにまかせて休憩ができました。まぁ、実際は来客数が少ないってことですが・・・。このように落ち着くことは予想していましたので、今のうちにじっくり力をつけたいと思います。今日は仕入れに手間取り、イメージどおりの味つけが出来ませんでした。反省しています。
また、今日から一手間加えることを決めてよりおいしくなるようにしたメニューもあります。
店ははじまったばかりです。一歩ずつ良くしていきたいと思います。

2008.4.8
『三日目』
三日目にもなると、知らないお客さんも増えてきました。こういったお客さんにもう一度来ていただけるようにしっかりとサービスしたいと思います。
時間がなく、アンケートでのご指摘を改善したり、HPの写真をアップしたいのですができていません。
すみません。
今は時間をいかにつくるか考えています。

2008.4.7
『二日目』
今日、初めて晴れている日にうどんを延ばしました。暑かったです^^
予想していた数を大きく超える来客数があり、麺が売り切れてしまいました。
ありがとうございました。
半分は開店ご祝儀的なお客さんだと思うので、今日からが勝負でしょうか?
まぁ、あまり一日一日を意識せず、今はサービスも含めじっくりと仕事の流れをつくっていく時期だと考えています。

2008.4.6
『決戦』
雨でした。
プレオープンも含めて三週連続雨でした。
鹿児島は何かをするときに雨が降ると縁起がいいと聞きましたが本当なんでしょうか?
まぁ、それはさておき多くのお客さんに来ていただきました。ありがとうございました。
プレオープンもあったので、そこまでバタバタしないでやれたと思います。それでもやはり改善しなければいけない部分も見えました。少しずつ上を目指していきたいと思います。
記念すべき第一号のお客さんです。

私はこの仕事を選んだころから、一つのイメージがあります。それは縁側がある和風造りの店で、営業初日の夜、片づけを終えて縁側でビールを飲むことです。このイメージはなぜか修行中も消えることなく頭の片隅にありました。手伝ってくれた友人三人とおいしいビールを飲めました。

オープン初日まったくトラブルがなかったわけではありません。さぁ暖簾を上げようかというときになって、なんと長さが足りません!!「はぁ〜〜」という感じでした。


また、多くの方々からお花やメールをいただきました。ありがとうございます。
最後に、本日の売上はお店がはじまって以来の新記録でした!!!(当たり前だ!!と全国各地からつっこみをいただけそうです^^)

2008.4.5
『決戦前夜』
さぁ、ついに明日オープンです。今にして思うと、あっと言う間でした。
多くの花が届きました。花屋ができそうなくらいです。県外からも多くの花が届き、本当に多くの人達から応援してもらっていると実感しました。心から感謝しています。

また昼には、友人家族が明日は来れないというのでうどんを食べに来てくれました。とても喜んでくれて私もうれしかったです。一緒に私も食べたのですが、実はそのときある確信が頭に浮かんでいました。それが何なのかはもう少しときが経って、ここで書けるときがきたら書きたいと思います。しかし、それは今でも私の頭の中にしっかりと残っています。それはいつかまた。

最後に、なぜこの場所を選んだのかについて書きたいと思います。こうして店が建つと不思議なもので、この場所にうどん屋があることに違和感を感じる人はそういないと思います。事実、「いい場所にあるねぇ」と言ってくれる人は何人もいました。しかし店が建つ前のさら地の状態では(HP上に写真あります。)、取引をする業者でさえ、「え!?こんなとこでするのですか?」という具合でした。ここでもやれると言ったのは本当にたった一人だけでした。そんな場所をあえて選んだのはわたしの中に確固たる想いがあったからです。それは「ここで通用しないようでは、自分が思い描く姿には近づくことはできない。ここで営業を続けていられるというだけという状況は、思い描く道のただの一歩目にすぎない。」ということです。
もちろん、経営的な視点からも私はここ以外の条件とトータルで見るとかわりはないと判断しました。
なにより、立地の欠点を乗り越えられる店をつくればよいと考えています。例えるなら、東京ディズニーランドにはどんなに遠くてもお客さんは全国各地から集まるわけです。そんなイメージが頭の片隅にあります。このような想いがあって、ここで店をすることに決めました。



2008.4.4
『開店記念』
いよいよ、オープンが近づきました。当日は先着100組に開店記念のタオルを用意しています。

2008.4.3
『看板の贈り物』
私は「八日会」という会に入っています。私の幼馴染が作った会で、その活動内容は同世代の家族や独身者が集まって、地元の発展について議論するわけでもなく、広がる格差について意見をかわすわけでもありません。要は飲み会です。その「八日会」からと私の「笠之原小学校同窓生」から、立派な看板を贈っていただきました。とても大きな看板で地元の人なら道路を走っていると目に付くと思います。ありがとうございました。


2008.4.1
『第二回プレオープン』
3月30日は第二回目のプレオープンでした。(先週に続き)雨のなか多くの来客ありがとうございました。
第一回はちょうど100食出たので、今回はそれより増えることはないだろうと思っていました。それがなんと150食近く出て、19時30分には麺が売り切れてしまいました。29日に書いたように余裕をもってやれると思っていましたがとんでもない結果でした。
30分近く待ったお客さんもいたのではないでしょうか・・・
試食会とはいえ、申し訳ありませんでした。
オープンキッチンになっているんですが、お客さんの視線が痛かったです。
オープンしてもこんな来客数が続くとは思いませんが、改善しないといけない部分が多くあると感じました。自分の力の無さを認識できました。

今回もアンケートをとりました。その結果も『おしらせ』に掲載したいと思います。
お楽しみに。


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生うどんつちや
鹿児島県鹿屋市笠之原町7372-7
0994-41-6304
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